ベリーが各種、色づいてきた。気温が上がってきたのでそれも助けていると思える。ラズベリーを植えて三年間は何も出来なかったけど四年目ぐらいから実るようになり、五年目の今年はたくさんなっている。昨年はポルトガルに行き水やりを怠ったのであまり実りが良くなかった。今年はイリゲーションをしっかり設定して、いない間は人が来て水をやってくれる。
ラズベリー
ラズベリーは一度 establish すると、今度は、もう取り除くのが不可能になるぐらいに旺盛になる。僕は冬には剪定して広がりすぎないようにしている。最近は棘のない品種もあるらしい。うちのラズベリーは棘がある。でも棘があると、鳥やウサギが食べることもないので、それはそれでよいと思える。
ブラックベリー
米国の北西部に行くと、ブラックベリーはよく雑草のように茂っている。かの地のあまり暑くなく、あまり寒くない冬、雨の多い冬が向いているのであろう。ほっておくとドンドン増える。これも時々広がりすぎないように引っこ抜いたり剪定する必要がある。ラズベリーもそうだが、ワイン農園でやるように、ワイヤーを渡して枝を広げて育てている。そのほうが風通しが良いから病気にもかかりにくいし、フルーツも取りやすい。ブラックベリーのフルーツはラズベリーよりも少し遅れているので、フルーツを食べられるシーズンが長くなって好ましい。
カラント
カラントは北欧の植物であるので、シカゴの冬もなにもしなくても耐え忍んでくれる。初夏には美しい赤いベリーを実らせる。味はかなり酸っぱいので、子供が好きであるがぼくはあまり食べない。お酒につけて、風邪薬にしている。
グースベリー
グースベリーはとても美味しい。僕が育てているフルーツの中でも最も美味しいものの一つである。甘酸っぱい、実が赤く紫になるまで待つと美味しい。鋭い棘がついており、刺さるととても痛い。
フルーツは実は粗放的でも結構育つ。2019年にArgentinaのUco Valleyに行ったときには、数日おきに溝に水を流してラズベリーを育てていた。ブドウはたしかドリップだった気がする。ずいぶんと水を無駄に使うのだと思った。水の権利を持っている農家はどんどんつかう。新しくブドウ園やワイナリーを始めるときに一番難しいのは水の権利らしい。
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It makes me smile, when I see it.